んにちは。g-timeです。
このブログでは、私の経験をもとに、美味しく面白い自炊を続けられるコツをお話ししていきます。
自炊を始めたいけど、何から準備すれば良いの?
調理器具や調味料を、どれくらい揃えれば良いの?
フライパンはどれくらいの大きさを買えばよい?醤油は必要?無くて良い物は買いたくない。などなど、自炊に限らず、何かを始める前というのは、不安や疑問でいっぱいになってしまいます。
しかし、安心してください。おおまかでも、全体の流れが分れば、難しい事ではありません。
この記事では、自炊を始める全体の流れと、やるべき事を具体的にわかりやすく解説していきます。
自炊を始めるのには何をすれば良いのかが具体的に分かる記事です。ぜひ最後までご覧ください。
自炊開始までにする4つの事
自炊に限らずですが、全体の流れやゴールが見えないと、”分からない事”が何なのかすら分からずに、不安や面倒に感じてしまいます。ここでは自炊開始までの流れをイメージできるようにしましょう。
4つの事とは
自炊を開始までにする事は、大きくわけると次の4つです。
では、いよいよ次の項から、それぞれの具体的な話をしていきます。
①環境を準備する
前の項で自炊を始める4つの手順の中で、一番時間のかかる部分です。準備は今後の自炊生活に大きく影響するので、あせらずに丁寧に準備していきましょう。
ただ始める事だけではなく、続けられる事を強く意識した内容です。継続に大切なのは、美味しい、面白いと感じられる事ですが、それと同じくらい大切なのはストレスが少ない環境です。
ここでは、ストレスを少なくする事を意識した、環境の準備の解説を、次の4つに分けて解説していきます。
では、一つ一つ解説していきます。
1、設備の確認(物件選び)
ここはもっとも需要です。後からどうにかできない部分です。すでに一人暮らしをしている方や、物件が決まっている場合は、どうにか工夫してやっていくしかありませんが、これから物件を探す場合は、必ずチェックしましょう。
自炊が続くアパートの具体的な選び方などの話を別記事にまとめましたのでご覧ください。
2、調理器具
料理に必要な道具です。とはいっても、お玉から冷蔵庫までいろいろあるので、下記の3つに分けて考えると分かりやすいです。
それぞれ具体的な選び方などの話を別記事にまとめましたのでご覧ください。
3、調味料
料理の味付けをする、料理にはかかせない調味料です。
例えば塩だけ、もしくは、麺つゆ等の万能合わせ調味料だけで、自炊を始める事は可能かもしれません。しかし、それだけだと、同じ味に飽きてしまったり、応用が効くスキルが身につかない可能性が高いです。
自炊を始め、美味しく楽しく続ける為の必要最低限の調味料の選び方の別の記事を用意しましたので、ご覧ください。
4、その他の小物、消耗品
保存や温めるときに使うラップや、食器を洗う洗剤など、初めに必要な消耗品を紹介します。
- ラップ
作り置きの温めや保存に使います。 - アルミホイル
オーブンでの温めや加熱に使うほかに、なにかと便利です。 - キッチンペーパー
食材の水分を取りたい時、調理器具をサっと拭きたい時とう、便利で衛生的なアイテムです。 - 食器洗剤
調理器具や食器を洗う洗剤です。 - スポンジ
調理器具と食器を洗うスポンジです。汚れの内容によって使い分けられるので、2つあると便利です。 - 金たわし
スポンジでは落ちない汚れに便利ですが、テフロンのフライパン等、金わたしは使用不可の物があるので、注意しましょう。 - ふきん
テーブルや流し台を拭くふきんです。場所で使い分けるために、3枚くらいあると便利です。 - ビニール袋小
保存やゴミをまとめるのに便利です。 - ゴミネット
流し台の仕様によってゴミネットのサイズが変ってくるので、事前にチェックしましょう。 - ゴミ袋
地域によっては自治体指定のごみ袋があるので、事前にチェックしましょう。
②レシピ選び
ここでは、実際に初めての自炊にオススメできるメニューの具体例と、初めに作るレシピの選び方をお話します。
初めにつくるオススメのメニュー
- 炊飯
自炊の基本ともいえるお米を炊く事です。ぜひ、初回の自炊からチャレンジしましょう。余ったお米はラップに包み冷凍しましょう。 - 豚こま肉の生姜炒め
簡単でおいしいメニューですが、丁寧につくるとびっくりするくらい美味しくなります。 - 豚こま肉の煮物
二日目は卵とじにするなど、翌日も楽しめるメニューです。 - カレー
失敗が少なく美味しいので、自炊を開始してしばらくは、自炊のオアシス的存在になります。上記の二つよりも食材が多く、時間もかかりますが、多く作って、翌日に楽しんだり、冷凍保存もできます。 - 味噌汁
スープがあるだけで、食事が豊かになり、自炊を好きになる事につながります。日本人ならば、スープの中で、もっとも手軽にできるのは、味噌汁です。豆腐、油揚げ、ワカメなどの定番の他に、キャベツ、じゃがいも、ベーコンなど、いろいろな食材で楽しめます。
初めに選ぶレシピの選び方
- 1、挽肉、豚こま切れ肉等、火の通りやすいお肉を使ったレシピ
鶏肉、厚みのあるお肉は、火が通って安全に食べられるかどうかの判断が、初めは難しいので、初めは避け、火の通りが分りやすいお肉から始めるのがオススメです。 - 2、主材料が少ないレシピ(3品以下)
主材料が多いと、カットや下ごしらえなどの手間が増えます。主材料が多いレシピは休日の昼間などに挑戦しましょう。 - 3、焼く、炒める系がオススメ
煮物、揚げ物は、調理時間、後片付けともに時間と手間がかかります。時間のかからない、焼く、炒める系のレシピから始めましょう。 - 4、野菜は味噌汁(スープ)でおぎないたい
味噌汁やスープは野菜摂取の切り札です。自炊開始してしばらくは、野菜が不足しがちになります。味噌汁やスープは手軽に美味しく野菜を食べられるので、多めに入れましょう。 - 5、一回でつくるメニューは主食、主菜、味噌汁の3品以下にしておく
品数がふえれば、つくる時間、片付ける時間、保存する手間等が増えていきます。できる事からはじめ、経験とスキルを揚げていきましょう。
③食材の買い出し
いよいよ食材の買い出しです。初めは、値段を安くするために大量に買ったり、多く種類を買うのではなく、とにかく使い切れる事を最優先に考えましょう。使い切れずに腐らせてしまい、廃棄するという流れは、ストレスになり、モチベーションを下げます。少しでも安い物を買うより、きちんと使い切る事は節約にもつながります。
食材を選ぶルール
- 多くのメニューに使える食材
- 長く保管できる
- 調理が簡単
- 保管が簡単
- 100円/100g、100円/1食(皿)前後の商品を選ぶ
詳細は別に記事を用意しましたので、そちらをご覧ください。
④作る
料理の作り方は、各レシピを参考にしていただいて、ここではすべてのレシピに共通するお話をします。特に<安全についてのルール>は重要です。
安全についてのルール
自炊は美味しく面白いですが、火事を起こす、怪我をするなど可能性があります。美味しく面白くの前に、この事をしっかり自覚しましょう。
- 1、火元から離れる時は、ほんの数秒でも火を消す
宅配便が来た、洗濯機に呼ばれた、スマホをとなりの部屋に取りに行く。こんなたとえば数秒でも、火元から離れる時は、絶対に火を消します。大切です。重要です。繰り返して、当たり前の習慣にしましょう。 - 2、火元の近くに、物は置かない
キッチンペーパー、樹脂製のタッパーなど、可燃性の物はもちろんですが、その他の物も、基本は置かないようにしましょう。火が付いていなくても火元の近くに可燃性の物は一瞬の仮置きも禁止です。習慣づけましょう。
また、レンジフードにお玉などをひっかけるツールもありますが、脱落して思わぬ事故になる可能性があるので、自分は使用していません。 - 3、丁寧に作業する
急いで作業すると、物が倒しそうになり、それを防ぐためにあせり、包丁で手を切る、などの思わぬ事故につながります。私たち料理初心者は、急いで作業したところで、短縮できる時間など”たかがしれている”のです。ひとつ、ひとつ丁寧に作業する事の積み重ねが、最速であり、美味しいに繋がります。
美味しく面白く自炊するコツ
- 丁寧に作業する
前項と内容がかぶりますが、重要なのでもう一度お話します。ひとつ、ひとつ丁寧に作業する事の積み重ねが、最速であり、美味しいに繋がります。 - 目的を<美味しい>にする
時短や、手際よく作る事を目標にしないでください。すばらしい<時短レシピ>はたくさんありますが、それはプロの料理人や料理研究家の皆様が作るからこそです。私たちは<時短レシピ>であっても、丁寧に、美味しいを目的に作りましょう。 - 毎日の自炊を目標にしない。美味しい1食を作る事を目標にする。
無理に自炊を毎日しない事をオススメします。それよりも、今日の、この一食を、片付けまで丁寧にやり遂げましょう。時間がなかったり疲れている時に無理に自炊するより外食やお弁当にして、あまった食材を保存する事に費やしましょう。 - 食材、調味料の準備をしてから調理する
手際が悪くても、時間がかかっても、食材のカットや合わせ調味料の準備をして、包丁、まな板等洗えるものは洗ってから、炒めるなどの調理をはじめてください。 - 片付けは絶対に食後10分以内に開始する。
食後はいろいろな気持ちが満たせれ、動きや決心が鈍ります。だらだらと1時間過ぎてしまった、なんて経験が自分にはあります。そこを自覚しましょう。食後の10分が自炊生活を左右すると言っても過言ではありません。
まとめ
以上、この記事では、自炊の始め方の話をしました。
最初は、簡単な料理から始め、毎日自炊する事よりも、1回の自炊を準備から後片付けまで、丁寧にすいる事が、美味しく面白い自炊が続けられるコツです。
いつもより頑張って作ったのに、美味しくない、焦げてしまった、火が通ってないなど、上手くいかない事があっても当たり前なので、気にせずに何度も挑戦しましょう。
何度もつくり、自分好みにできた時の嬉しさは、格別です。自炊の醍醐味です。自炊は健康や経済的にも良い影響を与えますが、何より人生を豊かにする重要な一つです。ぜひ、美味しく面白い自炊生活を始めましょう。
みなさんの美味しく面白い自炊に、今回の記事がお役に立てたら幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント