自炊の始め方

【自炊の始め方】初心者こそ、最低限を選ばない!自炊が続くアパートの選び方 8つのポイント

台所の写真 自炊の始め方

自炊が続けやすいアパート選びについての話です。

この記事でわかる事

  • 自炊が続くのは、どんなアパートなのか
  • アパート選びの具体的なチェックポイント

こんな疑問に答える内容です。

この記事は、1人暮らしと自炊を始めたいと思っている方、アパートを探している方に読んでほしいと思い、書きました。

自炊と共に、新しい生活を始める時のヒントになればと思います。ぜひ最後まで読んでいただき参考にしてみてください。

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自炊が続く初心者向けアパートとは

最初に結論を書きます。
以下の2つが自炊の続くアパートです。

  • 自炊がしやすいアパート
  • 自炊する時のストレスが少ないアパート

例えば、プロの料理人なら、鮮度の良くない食材と状態の悪い包丁とフライパンで美味しい料理を作れます。

しかし、僕ら素人や初心者には、ある程度の良い食材と、ある程度の包丁やフライパンがないと作れません。

それはアパートでも同じことで、初心者こそ自炊するのに最低限ではなく、ある程度、自炊する環境の整った物件=自炊がしやすくストレスの少ないアパートを選ぶべきです。

以下では、具体的にどんなアパートが自炊がしやすく、ストレスが少ないのかを、順に説明していきます。

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8つの必須チェックポイント

必ずチェックするべきポイントは次の8つです。

以下にそれぞれ具体的に説明します。

①台所の広さ

チェックポイント
  • 6畳以上の台所がある物件を選ぶ
理由
  • 動線に余裕があると、気持ちに余裕がでる
  • 広い台所は自炊しやすく、狭い台所は自炊する時のストレスが多い
  • 冷蔵庫やテーブル等が使いやすく設置できる

例えば、冷蔵庫から食材を取ったり棚からフライパンを取る時に、毎回、何かを避けたり、ぶつかったりするのはストレスになります。6畳以上あれば、こういった事を回避できるレイアウトにできます。

一般的には、「K」ではなく「DK、LDK」と記載の書かれた物件は、6畳以上のキッチンがあるとされていますが、4.5畳以上を「DK」と記載する場合もあるので、実際に必ず確認しましょう。

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②使用可能なコンロの種類と大きさ

チェックポイント
  • ガスコンロが設置できる物件を選ぶ
  • 2バーナー(口)のコンロが設置できる物件を選ぶ
理由
  • ガスコンロは直感的に使える
  • 使える調理器具が多い
  • 1バーナー(1口)だと不便

「火が見える」ガスコンロは直感的に使う事ができます。IHは仕組み上、鍋底をIHの表面に付けておく必要があり、フライパンを振るような炒め物に適さないなど、料理の仕方に制限がでてきます。

IH対応の調理器具よりも、ガス専用調理器具の方が値段が安く、種類が豊富な事が多いので、低予算で選ぶ事ができます。

また、1人暮らしでも、2バーナーは必須です。心の余裕につながります。

2バーナーはこんな時に便利です
  • 味噌汁を温めながら、野菜炒めを作る
  • 煮物を煮込みながら、肉を焼く
  • 出来上がった料理を、鍋やフライパンごと仮置きする場所に使う

幅60センチ×奥行45センチ以上のスペースがあれば一般的な2口のガスコンロが設置可能ですが、コンロをすでに持っている場合は設置サイズを確認しましょう。

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③シンクの大きさ

チェックポイント

シンク(洗い場)の横幅が50センチ以上の物件を選ぶ

理由
  • シンクが狭いと洗い物の時に大きなストレスになる


最低でも幅50センチ以上が望ましいです。シンクが狭いと、調理器具や食器を洗うのが大変でストレスになります。具体的にいうと、水が飛び跳ねたり、食器同士をぶつけたり、物を落としたりします。回避できるストレスは一つでも回避しましょう。

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④調理スペースの広さ

チェックポイント
  • 最低でも幅40センチ以上の作業スペースがあるか
    (シンクとガスコンロの間のスペースの事です)
理由
  • 調理スペースは広いほど、余裕を持って作れる

まな板を置いたままで、切った野菜、下味を付けた肉等の下ごしらえをした材料を置ける広さが無いと不便です。シンクとガスコンロの間に調理スペースの無い物は避けましょう。ここは洗った食器の水切り場にもなるので、重要です。

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⑤冷蔵庫の設置場所

チェックポイント
  • キッチン内の流し台からニ歩圏内に設置できるか
  • 150リットル以上の冷蔵庫の設置スペースがあるか
    (横60センチ 奥60センチ 高さ140センチ以上が目安)
  • 冷蔵庫の扉を全開できるか
理由
  • スムーズな動線を確保する為

キッチン内に冷蔵庫を設置できない物件もあります。また、設置できても、冷蔵庫の扉を全開するスペースが無い、流し台からの動線が悪いなど、使いにくい場所にしか冷蔵庫を設置できない場合もあります。また、150リットル前後のサイズは、冷蔵庫の上に電子レンジ等が乗せられて便利です。

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⑥テーブルを置く(食事を食べる)スペース

チェックポイント
  • キッチン内にテーブルを置くスペースがあるか
  • 流し台から一歩圏内に設置できるか
理由
  • 作った料理を移動せずに食べて片付けられる
  • テーブルを作業台に使える

キッチン内に食事をするテーブルが置ける事は必須です。作ったご飯を毎食、他の部屋まで運び、後片付けるのは、大きなストレスになります。また、キッチンのテーブルは、作業台を兼ねて使えるようにしましょう。手際が分っていない初心者には、料理中に鍋やフライパン、食材を置ける作業台があると助けられます。
テーブルサイズは120Cm×70Cm程度がオススメです。

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⑦ブレーカー

チェックポイント
  • 30A以上ある物件にする
理由
  • 調理中にブレーカーが落ちるのを避ける

炊飯器、電子レンジ等の加熱器具と、他の部屋のエアコンなどの家電を同時に使う場合が、瞬間的だとしてもでてきます。ブレーカーが突然に落ちると、思わぬ怪我や事故につながる場合があります。これを考えると30A以上あると安全で便利です。

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⑧台所にある炊事以外の設備の有無

チェックポイント
  • 洗濯機等の設置場所の確認
理由
  • なるべく調理だけに集中できるように

流し台の真横に洗濯機や洗面所があるなど、調理以外の設備がキッチン内にある物件は、油汚れ、水汚れ、臭い等が気になってきます。ストレスになるので、避けましょう。

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必須ではないけれど、確認するところ

やり方や工夫で、わりと簡単にどうにかなるので、必須事項ではありません。同じ条件で(上記の必須条件をクリアした物件)選べるのなら、こちらの基準もクリアしていると、より、自炊しやすいです。

1、換気扇の性能・位置(できればフード付)

多くの場合はガスコンロ設置スペースの真上にありますが、まれに無い場合があります。フード付は、なお良いです。

2、コンセントの数、位置

冷蔵庫、電子レンジ等の設置スペース付近に電源と、それとは別の場所にもコンセントがあると便利です。

3、水道、お湯

シングルレバー蛇口は使いやすいです。お湯の使用時に風呂場等の別の部屋に行って電源を入れるタイプは一ストレスを感じます。

4、収納スペースの広さ

調理器具、食器、調味料等の収納場所が多いと便利です。

5、流し台の照明

たいてい設置してありますが、ガスコンロ付近が暗い場合が多いので、クリップライト等が設置できると便利です。

6、食材を購入する場所

歩いて行ける場所、近い、寄りやすいスーパーマーケットがあると助かります。また、距離も大切ですが、通勤や通学の途中に寄りやすいお店がある事は重要です。

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あとがき(まとめ)

以上、この記事では「自炊の続くアパートの選び方」を紹介しました。
最後にまとめとして、ご紹介した内容を記載します。

自炊が続くアパートとは
  • 自炊がしやすいアパート
  • 自炊する時のストレスが少ないアパート

わからない事や疑問点は、積極的に大屋さん等に聞いて、自分に合う物件を探してください。

みなさんの美味しく面白い自炊に、今回の記事がお役に立てたら幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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