自炊の始め方

自炊ごはんデビューに必要な調理器具はコレです【失敗しない選び方】

自炊の始め方

こんにちは。g-timeです。
このブログでは、私の経験をもとに、美味しく面白い自炊を続けられるコツをお話ししていきます。

自炊を始める時に、調理器具は何を買えばよい?

たくさんの種類の商品の中から、どれを選べよいの?

この記事では、このような悩みを解決していきます。

この記事の内容
  • 初めに必要な調理器具
  • 調理器具の選び方

5分で読める記事ですので、ぜひ最後までご覧ください。

自炊が続く調理器具とは?

はじめに選ぶ調理器具は、これからの自炊生活に大きな影響を与えます。この項では、その理由を説明していきます。

ストレスは自炊最大の敵!

調理器具は多くても少なくてもストレスになります。少ないと不便で、多いとスペースをとり、洗い物が増えます。また、使いにくい、洗いにくい、管理に手間がかかる道具もストレスになります。

そのストレスは道具を使う事、料理をつくる事をやめてしまう大きな原因の一つです。
美味しくて面白い自炊にはストレスを少なくする事が大切。道具を必要最低限にする事は初期費用の節約になりますが、それ以上にストレスを生まない効果があります。

ストレスを生まない調理器具とは?

この記事で紹介する物より少ない調理器具、安い調理器具でも自炊を始める事は可能ですが、自炊を続けていく事を前提に、初心者に必要で使いやすい物だけを紹介します。

この記事で選ぶ基準
  • 洗いやすい
  • 使いやすい
  • 手入れ、管理がしやすい
  • 標準的な価格以上にならない
  • 最低でも1年は使える。
  • 1人~2人の自炊にちょうど良いサイズ
    (小さいと足らないし、大きすぎると少量がつくれない)

これが私の経験からお話できる自炊初心者がストレスを生まない調理器具の考えです。


では、いよいよ次の項で必要な調理器具を、説明していきます。

自炊に必要な調理器具リスト

この項では必要な調理器具を、次の3つに分けて説明していきます。

必要な調理器具
  • リスト① 標準的な商品を狙う物
  • リスト② 100円均一で狙う物
  • リスト③ 家電系

押さえるポイント、狙う価格を記載するので、選ぶ時に参考にしてください。

リスト① 標準的な商品を狙う物

ここでは、ある程度しっかりした、標準的な物を選ぶべき調理器具を紹介します。
すべて100円均一でも揃いますが、実際に私が使ってみて、自炊を続けていくのに、耐久性や使いやすさという点で標準的な値段の商品の方が良かった商品です。
ここで紹介する商品の購入先はWEBSHOPかホームセンター等です。

*リストの下に各詳細を記載します。

リスト①
  • シリコン耐熱ベラ
  • おたま
  • おろし器
  • ピーラー、皮むき器
  • フライパンのフタ大、小
  • 菜箸
  • まな板
  • 包丁
  • 鍋(中)
  • フライパン(メイン 大)
  • フライパン(サブ 小)
  • しゃもじ

シリコン耐熱ベラ
<狙う価格1,000円前後>

ヘラ部分が非金属の耐熱の物を選びます。

とにかく、とても便利。初めはフライ返しは要りません。炒める、はがす、返す、かき集めるなど、つかむ以外の殆どに使います。ある程度大きな物がよいです。自炊を始めたその日から使用頻度が高いので、しっかりした商品を選びましょう。自炊を始めて2年ほどして購入しましたが、初めからあって無駄にならいと感じた物です。私は全長は約26Cm、ヘラ部分は約6Cm×8Cmの物を使っています。

おたま
<狙う価格500円前後>

テフロン等のフライパンを傷つけない、非金属の物を選びます。

メモリ付やさまざまな形状がありますが、非金属の物であれば、良く見かける一般的な形の物で十分です。私は全長は約26Cm、お玉の部分は約直径8Cmの物を使っています。

おろし器
<狙う価格700円前後>

歯の部分が金属でシンプルな、おろし器単体の物を選びます。

スライサーや千切り器がセットになっていたり、受け皿付の物などありますが、洗い物が増え、それが理由で使いたくなくなるので、初めは避けましょう。ニンニク、ショウガ、大根がすりおろせるシンプルな物を選びます。私は約19Cm×約8Cmの物を使っています。

ピーラー、皮むき器
<狙う価格700円前後>

シンプルな形状のステンレス製を選びます。

多機能はいりません。使う頻度が高い刃物のひとつなので、切れ味の耐久性、安全性を考え、信頼のあるブランドの物を選びましょう。

フライパンのフタ大、小
<狙う価格各、2,000~3,000円前後>

ステンレス製の窓付きを選びます。

フライパンの蓋は重要です。食材に火を通す難易度がぐっと下がります。また、自炊初心者は中が見えないと不安になるので、窓が付で中が見えることも必須です。薄い鉄やアルミは歪むことがあり、ズレて落ちる、漏れる等の使用時に大きなストレスになっていくので、ステンレス製のしっかりした物を選びましょう。
私は大は約26Cm(24Cm、22Cm兼用)で、小は約19.5Cm(17.5Cm、15.5Cm兼用)の物を使っています。
他の調理器具とくらべて高価ですが、使用頻度が高い重要な物なので、購入をオススメします。

菜箸
<狙う価格300円以下>

木製、竹製などの一般的な物を選びます。

シリコン耐熱ヘラとおたまでほとんどは対応できますが、菜箸は掴む事に使います。使用頻度はわりと低くすむのでシリコン製等の高価な物ではなく、スーパーやホームセンター店頭で、300円以下で手に入る物にしましょう。

まな板 
<狙う価格800円前後>

木以外の素材で、プラスチックや樹脂系の物を選びます。

ある程度のサイズと厚さがあった方が使いやすいです。木のメリットもいろいろありますが、メンテナンスと管理を考え、今回は木製品以外を選びましょう。私は大は約37Cm×約22Cm厚さ1Cmの物を使っています。

包丁
<狙う価格2,000円前後>

用途が広い三徳包丁のステンレス製を選びます。

切れない包丁は危ないと言われますが、初心者には高品質の切れ過ぎる商品も危ないです。したがって1本目の包丁はこの価格帯の三徳包丁のステンレス製を選びましょう。私は約18Cmの物を使っています。(一般的には16.5~18Cm)

鍋(中)
<狙う価格2,000円前後>

18Cm前後のステンレス製の両手鍋を選びます。

自炊の味方になる数日分の作り置き(スープ、煮物等)にくわえ、一食分のラーメンなどを作りに使用します。したがって大き過ぎず、小さ過ぎずないサイズを選びます。価格と焦がしてしまった時の対処等を考えると、今回はステンレス製を選びましょう。私は18Cm×深さ約8Cmのステンレス製を使っています。
*ガス、IH等、自分の使う熱源に対応しているか確認をしてくだい。

フライパン(メイン、大)
<狙う価格2,000円前後>

24~26Cmで底面積が広く深いタイプで、フッソ加工等の焦げ防止処理がされている物を選びます。

メインのフライパンとしての他に、カレーをつくったり、パスタや野菜を茹でたりと、大きな鍋としても使うので、この形状タイプを選びます。冷蔵庫にそのまま入るサイズだとベストです。私は26Cm×深さ約7Cmの物を使っています。
*ガス、IH等、自分の使う熱源に対応しているか確認をしてくだい。

フライパン(サブ、小)
<狙う価格2,000円前後>

18~20Cmで底面積が広く浅いタイプで、フッソ加工等の焦げ防止処理がされている物を選びます。

大量にカレーなどのを作り、メインのフライパンが使えない時にサブのフライパンは必須です。また、洗いやすいサイズなので、ちょっとウインナーを炒める等にも気軽に使えます。小さい扱いやすいサイズ感をたもちながら、なるべく多くの材料に火を通しやすいこの形状を選びます。私は20Cm×深さ約4Cmの物を使っています。
*ガス、IH等、自分の使う熱源に対応しているか確認をしてくだい。

しゃもじ
*ほとんどの場合、炊飯器に附属してくるので、それを使いましょう。
<狙う価格0円> 

もしない場合は、300円以下のプラスチック等の木や竹以外の物を選びましょう。私は炊飯器に附属してきた物を使っています。

リスト② 100円均一で狙う物

ここでは、私が実際に数年間使用できた100円均一で購入した商品を紹介します。自炊の初期費用を少なくする為に、100円均一に活用しましょう。

*リストの下に各詳細を記載します。

リスト②
  • ボール 大中小
  • ザル網取っ手付き
  • 軽量カップ
  • 軽量スプーン
  • 鍋敷き
  • 耐熱容器

ボール(大中小)
<狙う価格100円×3>

ステンレスの大、中、小の商品を物を選びます。

ステンレスのデメリットは、電子レンジ不可、直火不可のところ、メリットは割れ欠けしにくい、臭いが付きにくいところです。また100円均一のステンレスボールは一般的な価格の物より厚さが薄いですが、問題ありません。今回は他の素材の物を避けてください。私は大20Cm、中16Cm、小13Cmの物を今も使っています。

ザル
<狙う価格100円>

金属の網タイプの物を選びます。できれば取って付が良いです。

野菜等の水切りの他、麺の湯切りを考えると樹脂性等の商品より金属の網タイプが良いです。私は取っ手付の約20Cmの物を使っていました。3年ほどで破損していまったので今は一般的な価格の商品に買い替えましたが、初めは100円均一のこのサイズ一つで十分です。

軽量カップ
<狙う価格100円>

プラスチックやガラスで中が透けて見えるタイプで250ml程度の物を選びます。

目盛は水を量るものが有ればOKです。ちなみに米専用の計量カップも必須ですが、炊飯器に附属してくるので紹介を省略します。私はプラスチック製、250mlの物を今も使っています。

軽量スプーン 大さじ、小さじ
<狙う価格100円>

ステンレス、深い形状の物を選びます。

深い形状を選ぶのは、平べったい形状よりこぼれにくいからです。耐熱、耐久、臭いが付かないという点でステンレスを選びます。大、小セットで売ってます。私は今も使っています。

鍋敷き
<狙う価格100円>

自炊初心者にこそ、無いと困る鍋敷きです。

自炊を始めたばかりは料理の段取りが分からずに、熱い鍋やフライパンをちょっとどこかに置きたい場面がわりとあります。そんな時にあると便利というより無いと困る鍋式です。私は木製のカッティングボード(15Cm×14Cm*取って含まず)を2つ今も使っています。ちょっとしたまな板にもなりオススメです。

耐熱容器
<狙う価格100円×7>

蓋をしたままで電子レンジ使用可能なプラスチック等の樹脂系の物を選びます。

サイズは2種類を選びます。ひとつは、食材の下準備で電子レンジで加熱する用の、大根の輪切り6個(大根半分)が入るサイズを1個、もうひとつは、お米の冷凍保存用にお茶碗1杯分が入るサイズを6個前後そろえるのがオススメです。
私は大は1.5L、小は300mlを今も使っています。

リスト③ 家電系

家電系は他の調理器具よりも高額ですので、簡単に買い替えるわけにはいきません。
ここで紹介する物より安く手に入るものはたくさんありますが、楽しく美味しい自炊を続けるために必要な条件を説明をしていきます。

*リストの下に各詳細を記載します

リスト③
  • 電子レンジ
  • 冷蔵庫
  • 2口のコンロ
  • 炊飯器
  • 電気ケトル

電子レンジ
(狙う価格10,000円前後)

17L前後、出力600W以上、オーブン機能無しの物を選びます。

調理だけではなく、前日のおかずや、買ってきたお惣菜を温めるなど、1人暮らしの強い味方です。オーブン機能は無くていいです。トーストやグラタンを食べたくなったら、3,000円前後で買える温度調整付のオーブントースターを別で買いましょう。
私は17L、出力700Wの物を使っています。

冷蔵庫 
(狙う価格35,000円前後)

冷蔵庫、冷凍庫が分かれている2ドアの150リットル前後物を選びます。

自炊を美味しく楽しく続けていくには、このサイズと仕様は必須です。野菜室は独立していなくても問題ないです。また、最近のほとんどの商品は霜取り不要ですが、購入前に確認しましょう。
私は2ドアの150Lの物を使っています。

2口のコンロ
(狙う価格20,000円前後、ガス、IHともに)

2口のコンロでガスの場合はできれば魚焼き器付を選びます。

一人暮らしでも2口のコンロが必須です。アパートを探す段階で、二口のコンロが設置可能な物件を選びましょう。コンロ購入の前に、設置場所のサイズ、熱源の種類(都市ガス、LPガス、IHなど)種類を確認しましょう。
私は魚焼き器付、LPガスを使っています。

炊飯器
(狙う価格10,000円以下)

5合炊ける、シンプルな機能の物を選びます。

今回は多機能はいりません。お米が普通に炊ければ良いです。機能よりも、1人暮らしこそ5合以上炊ける物が必須です。炊いたお米を保存して平日の調理を減らせます。玄米が炊けるとなお良いです。また、圧力釜タイプの炊飯器はお米を水に浸水させずに炊飯を開始できるので便利です。
私は10合の圧力釜タイプを使っています。初めに買ったのは3合タイプでしたが、不便を感じていたところに10合タイプを手に入れる機会があり、変更しました。初めに買った物が5合タイプなら、今も変更せうずに使っていたと思います。

電気ケトル
(狙う価格3,000円前後)

1L以上沸かせる物を選びます。

珈琲やお茶を飲む以外にも、調理の時短、ガスの節約になります。調理補助で使う事を考えると1L以上沸かせる物を選びましょう。珈琲が好きな人は、少し高額になりますが、温度設定があると嬉しいです。保温機能は無くて問題ないです。

初めに買わなくてよいリスト

初めに買わないくてもよいもの、困らないものを、次の2つに分けてお話していきます。

はじめに買わない物
  • リストA 慣れてきたら、欲しい物
  • リストB 無くても困らない物

リストA 慣れてきたら、欲しい物

慣れてきたら、と記載しましたが、ここで紹介する物は買っても使わなくなるような事は無く、自炊を続けるのなら必須に近い物です。
無くてもどうにかなるので必須としませんでした。予算に余裕があるなら、初めにそろえても問題ありません。

*リストの下に各詳細を記載します

リストA 慣れてきたら、欲しい物
  • トング
  • 耐熱シリコンスプーン
  • トースター
  • おたま2個め
  • パスタ電子レンジ茹で器
  • ザル パンチング取っ手付き

トング
(狙う価格1,000円前後)

先端が非金属でフライパン等に傷を付けない物を選びます。掴む、炒める、盛り付けるなど出番が多いです。


耐熱シリコンスプーン
(狙う価格1,000円以下)

耐熱ヘラより小さい、耐熱の物を選びます。耐熱ヘラよりも耐熱スプーンの方がすくい取る、かき混ぜる、小回りを利かせる事ができます。

トースター
(狙う価格3,000円以下)

温度調整付の物を選びます。トーストを食べたい方は初めに購入していいと思います。揚げ物の温めなおしや、グラタン制作もできます。


おたま2個め
(狙う価格500円前後)

おたまを同時に2か所で使いたい時が、自炊を続けていくとわりと出てきます。その度に洗うストレスを無くせます。

パスタ電子レンジ茹で器
(狙う価格100円前後)

2皿以下のパスタをつくる時に便利です。洗い物が小さくなる事と、茹でる火加減を気にしなくて済むので手間が減ります。私は使うようになってパスタ作りが大幅に楽になりました。100円均一で購入できます。

ザル パンチング取っ手付き
(狙う価格1,000円前後)

網よりも洗いやすいので、ザルを汚す物に使うと洗う時のストレスが減ります。焼いたお肉の油切りに活躍しています。麺や米は穴からすり抜けてしまうので、1個目のザルには向きませんが、2個目のザルにオススメです。

リストB 無くても困らない物

あると便利な物はありますが、他の物で流用できるものがほとんどで、実際に私は無くても問題ない物です。大人数の料理や、作りたい料理にどうしても必要な時に、あらためて購入を検討してください。

リストB 無くても困らない物
  • 木(竹)べら
  • フライ返しプラスチック
  • スライサー、せんぎり類
  • フードプロセッサー
  • ちゃごし
  • 泡だて器
  • エッグスライサー
  • 穴あきおたま、かす揚げ
  • やかん
  • キッチンハサミ

木(竹)べら
ほとんどの場合、耐熱シリコンヘラで代用できます。

フライ返しプラスチック
ほとんどの場合、耐熱シリコンヘラで代用できます。

スライサー、せんぎり類
洗い物が増えます。4人以上の大人数の食事を用意する場合はあると良いです。それまでは、練習も兼ね、包丁を使いましょう。

フードプロセッサー
これは、とにかく洗いも物が増えます。スライサーと同じく、多人数の食事を用意しない場合は包丁を使いましょう。

ちゃごし
お茶、紅茶が好きな方は初めにそろえても良いです。また、揚げ物を頻繁にするようになったら、購入を検討してくいださい。それまでは使いません。


泡だて器
あると便利ですが、菜箸で代用できます。


エッグスライサー
自分以外のお弁当やサンドイッチを作るには便利で衛生的です。そうなった時に購入しましょう。ちなみに、ゆで卵からではなくてもタマゴサンドは作れます。

穴あきおたま、かす揚げ
揚げ物を頻繁にするようになったら購入を検討しましょう。無くても問題ないです。

やかん
電気ケトルが良いです。コンロでお湯を沸かす調理器具を買うなら、ミルクパンをオススメします。

キッチンハサミ
私は持っていますが、便利だと感じる場面が少ないです。無くても問題ありません。

まとめ

以上、この記事では、自炊を始めるのに必要な調理器具の話をしました。

この調理器具があれば、いろいろな料理をつくり、美味しく楽しむ事ができます。

この調理器具をどんどん使い込み、慣れてきたり壊れてしまう頃には、自分が作りたい料理と必要な調理器具が今よりも明確になっていると思います。
次はどんな調理器具を増やそうと考え、調理器具を増やすのも自炊の醍醐味の1つです。その時はくれぐれも、必要最低限=ストレスを減らすという事を忘れないで検討してください。

みなさんの美味しく面白い自炊に、今回の記事がお役に立てたら幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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